あべかわ、ナンパを学ぶ!②
きっかけがほしかった。
自分も彼女を作り、手をつなだり、デートをしたい。
そして何より、「SEX」がしたい!
就職を機に上京し、頼れる知人もいない自分が彼女を作るには、、、
ナンパしかない!!
彼女いない歴=年齢がいきなりナンパ? と思う方もいるだろう。
ナンパしかないと思い立つ前は、出会い系サイトを使い彼女を作ろうとした時期もあった。
ただ、これはうまくいかなかった。
実際のところ出会い系サイトが悪かったというわけではなく、自分の戦略に問題があったのだが、うまくいかなかったというイメージが自分の中で先行してしまっている(自分の写真をネットにアップするのにかなり抵抗を感じる)。
また、割切目的の女性に騙されたこともある(騙されたといっても、写真とは似ても似つかない愛想の悪い女が現れたくらいだが)。
ナンパしかないと思いたった理由は、出会い系サイトがうまくいかなかったことだけではない。むしろ、これから記述することのほうが自分にとっては重要なものであった。
ナンパのきっかけ、それは1冊の本との出会いであった。
彼女いない歴=年齢の自分ではあるが、恋愛本や「他人との接し方のHow to」系の本を読むのは好きだった。
現実で行動を起こさなくても、その本を読むだけで何かが変わるんじゃないか。
何かが起きるんじゃないか、といった淡い期待を抱いていたのだ。
実際、何が起きるわけでもないのだが。
そんな日々の中で一冊の本と出合う。
「ザ・ゲーム」というアメリカのナンパ師が書いたノン・フィクション小説だ。
簡単な話の流れは、チビ・禿・オタクの作者がナンパ・コミュニティーに飛びこみナンパ・マスターになるといった感じ。
これを読んで衝撃を受けた、非モテでも(見た目が特段優れてなくも)、正しい技術さえあればナンパは可能なんだと
そこから、自分はナンパの可能性に大きな関心をもつようになった。
上記の「ザ・ゲーム」以外のナンパ関連の本も読んでみた。
自分にもできるのではないか、素晴らしい世界が待っているはず。
そう思い自分は家に外に出た。
ナンパをするために、、、
続く